【第五回:Perfume
活動開始から暫く経った2003年の夏のお台場。
回りに遅れながらもようやくここで出会う事となりました。
ステージで踊っているメンバーを見た僕の最初の印象は「中学生が羽の生えた衣装で踊ってるよ。こんなアイドルにもファンなんているんだ。トイレタイムにしよう。」でした。
この出会いは後の僕の固定観念を打ち砕く事となりました。
"中学生なんて子供じゃん"
"変な衣装で踊ってるんだけど"
"こんなんを応援してるファンって気持ち悪い"
僕はメンバーを見た目だけで判断してしまったんです。
Perfumeとは2005年に"偶然"再会する事となります。
"あの時の子供"と言う事を忘れてステージの輝きを見て興味が出て家に帰って調べました。
そこで"あの時の子供"と言う事を知り自分の愚かさを知りました。
あとは日本中の方がご存知の通り紅白へ出場しPerfumeの"ヲタク"がファンと呼ばれる時代が来ました。
人を見た目だけで判断してはいけない。
今の僕は小学生も中学生も馬鹿にしません。
もちろん応援対象が小学生のような"子供"であれば抵抗を持ってしまうのは本音だけどそれは仕方無いこと。
出来る限りの固定観念を捨てて"将来像"を想像し応援して行きたいと思っています。
夢に向かって頑張っていると言う事実は大人であろうと子供であろうと同じですからね。
子供の努力を理解する気持ち。
これを教えてくれたのが僕にとってはPerfumeでした。