冷徹な目で物事を見据えるその表情は住む世界が違う程に美しい。
同じ優しさや愛でも描く線が違うから自分とは価値観が合わなく感じて、冷徹な視線が時折冷酷な視線に見える事がまた魅力であると思う。
ティーンモデル界の今の大御所と言えば日南響子か坂田梨香子かの二択であると思う。
この二人は一世代前の壁谷明音や橘美緒の様にモデル界に新時代の風を持ち込んだ。
同じくニコモの売れっ子でも川口春奈や西内まりやは誌の看板、所謂エースに過ぎない。
自分のような愚民は遠目に眺める事すら許されないモデルのカリスマ。
それが日南響子。
その日南響子が普段は見せない一面をブログを通して感じる事となる。
http://star-studio.jp/kyoko/index.php?ID=362
http://star-studio.jp/kyoko/index.php?ID=363
それは日南さんのお姉さんの様な存在の愛猫の京子さんの死。
感情を文字にするその様は普段の完璧な日南さんと違いどこか文章に揺れが見える。
カリスマモデルが一人の人間として家族の一員として心で文字を打つ。
日常の中にある非日常的な現実を受止める様子が気持ちを通じて伝わって来る。
自分はみやちゃんの事は何一つ知らないけども日南響子さんの思いから涙が零れる。
謹んでお悔やみ申し上げます。
