3Bjunior
小田桐汐里寺本愛美


ふじいとヨメの七日間戦争が始まりました
今回はグループ毎に公演が分かれており毎年恒例の様々なグループが一同に集まって行うスタダ芸能3部のお祭り行事とは違う構成
各々が好きなグループを選んでじっくり見る事が出来るようになった半面、通常のライブとさほど変わらず以前のような特別感は薄れました
そんな中で新しいチャレンジとして期待したいのは3Bjunior
満席とまではならなかったものの「平日」の「お昼」の公演で日本青年館の7割ほどの約1000名で埋めていました
この結果は天下のアミューズでも研音でも出来ません
始まったばかりのユニットが日本青年館でライブが出来てしまう事自体が異例なのに、そこをきっちり埋めて実現させてしまうのがスターダスト芸能3部の強さ
ももクロの功績は素晴らしいですね


警備スタッフが多めなのが印象的でした
各通路に複数名が配置されていて大小問わず周囲に迷惑を掛ける可能性のある行動にはすぐに注意をしていました
このような注意をするスタッフの行動について賛否両論出ているようですが、それとは別として"方針を定める"と言う事はアイドルにとって重要な事なので3Bjuniorのゴールの方向は見えたのは良かったですね
ルールがファンの土台を作ります
ルールが無ければ何をやってもいいと解釈される世界なので当然体格的に男性が残ります
一方で子供や女性、ご老人が寄り付けない現場になります
運営の方針が強靭な男性ファンのみを狙っているのならばルールが無い方を選ぶべきです
そこでファン層を広げてきたももクロのマネージャーが選んだ道はより大勢の層に来て貰えるアイドルにする事でした
ルール無しが好きな目の前の100人の男性ファンを切って、まだ見ぬ100000人のファンが来れる環境を整えていました
私としては100人を大切にするアイドルでも100000人を大切にするアイドルでも、アイドル本人が望む方であればどちらでも構わないのです
でも単純に比較したらやはり100人に嫌われても100000人に愛されて欲しいですね
私たちは人間ですから100100人のファン全員に愛されるなんて不可能な事ですので選ぶならやはり100000人です


新メンバーの気合溢れるパフォーマンス
旧メンバーの過去を思い出すような心の表情
色んな感情の交差する素敵なステージでした
七色のスターダストでは雨宮かのんさんの「もう泣かない」って歌詞のパートで泣いていたのが印象的でしたね
新曲もありましたが新しい3Bjrの形がこの一曲で表現されていたような気がします
個人的には「冷凍みかん→気分はスーパーガール→未来へススメ」のももクロの初期のセトリの流れに驚き(笑)
この3曲は2008年からももクロを応援していたファン層には嬉しいと思いますが実際にそれが会場にどれだけいたか
恐らく10人もいないんじゃないでしょうか
私は凄く嬉しかったですけど、売れる為に必要かどうかと考えると疑問が残る選曲でしたね(笑)
川上マネージャーのももクロ愛が選ばせたのかもしれません
メンバー個人としては皆さん頑張っていましたが、新人の中では澪風さんがダンスで目立っていたように思いました
播磨怜奈さんもよく視界に入りましたね
公野舞華さんは笑顔やパフォーマンスは良いのですが"売れるアイドル"の根本的な間違えをしているような気がして少し不安
小田垣陽菜さんも公野さんと同様で笑顔は素晴らしいのですがみにちあでの失敗を全然生かせてないのが勿体無かったですね
まぁ川上さんが売れる為に必要な事を今後教えてくれるんじゃないでしょうか
誰だったか忘れてしまいましたが笛の女の子(鈴木萌花さん?)は物で上手く個性を引き立ててました
平瀬美里さんは12才の強みといいますか成長期と共に美少女化が進んでいましたね
他の元みにちあメンバーも全員に安定感がありとても安心して見れました
中村優さんは昔から変わらず良い意味で一人動きがおかしいので遠くからでもすぐに分かりますね笑
ずっとこのままの中村さんでいて欲しいです
華山志歩さんは妹キャラでありながら3Bjrの優しいお姉さんって感じがステージに出ていて良かったです
今回の日本青年館公演でMVPを上げるならば私は奥澤レイナさんの名前を出したいですね
ライブもMCもとても良かったです
今の3Bjrにはなくてはならない存在に思えました
これからの3Bjrは奥澤レイナさんが作り上げていくかもしれません


次回は明後日の二回目の日本青年館公演
見所のポイントも掴んできたので次はもう少し一人一人を深く見ていきたいと思います